- ノート＆オーラのドアロックが開かない！
- プッシュスターター押してもエンジンがかからない！
- メーターに鍵と電池みたいな警告灯が表示されてる！
こんな時は焦ります。
急いでる時に限ってインテリジェントキーリモコンの電池がなくなり車が動かないなんてことも。
こうなる前にリモコンの電池残量の警告表示に気が付けば問題ありません。
しかし気が付かずにドアも開けられない！
エンジンもかからない状況になればパニックになってしまいますよね。
こんな時に私に電話していただく方は多いのですが電話だと分かりにくいのでこの記事を見ればすぐにわかるようにしました。
この記事でわかること
- インテリジェントキーのリモコン電池がない時にドアロックを解除する方法
- リモコン電池がない時にエンジンをかける方法
目次
日産ノート＆オーラのリモコンキーの電池がなくなった時の対処法
この記事ではノートとオーラのインテリジェントキーについて解説します。
基本的にノートとオーラは同じシステムなので車種は違いますがまとめて解説していますのでどちらのユーザーもご覧いただけます。
日産ノート＆オーラのドアロックを解除方法
インテリジェントキーの電池が切れればドアロックは解除できません。
いつもドアボタンを押せば空いていたロックが解除できないとパニックになりますよね。
でも安心してください。手順を理解しておけば、ドアロックは簡単に解除することは可能です。
まずはドアロックの解除からご説明します。
インテリジェントキーの裏側には小さなボタンがあります。
そのボタンをスライドさせ、キーホルダーがついたところを引っ張ると物理的なキーが出てきます。
このキーを使ってドアを開けることが可能です。
ボタンをスライドしたままキーホルダー部分を引っ張ると普通の鍵が出てきます。
この普通の鍵をドアの鍵穴に差し込めばロックの解除は可能です！
日産ノート＆オーラのリモコン電池切れ時にエンジンをかける方法（掛け方）
次にエンジンを始動する方法です。
電池がなくなってもインテリジェントキーのリモコン本体をプッシュスターターに近づけてエンジンをかけることが可能です。
ノートの場合は年式で微妙な違いがあるので詳しく解説します。
2020年以降（E13ノート＆オーラ）の場合
2023年7月現在最新型のノート＆オーラの場合です。
① 最初にプッシュスターターを押します。
②リモコンキーの裏側をプッシュスターターの接触させます。
③ピピっと言うブザー音がなります。
④ブザーが鳴ったら10秒以内にブレーキを踏んでプッシュスターターを押せばエンジンが掛かります。
これでリモコンの電池がなくてもエンジンをかけることが可能です。
下記の画像はオーラのものになります。
まずは下記画像の白い枠で囲んだプッシュスターターを押します。
次にプッシュスターターにリモコンキーを接触させるとピピっとブザー音がなります。
ブザー音がなったらブレーキを踏んでプッシュスターターを押せばエンジンがかかります。
ちなみにノート＆オーラはe-パワーのためエンジンが掛かるというよりeパワーシステムが始動すると言った方が正解です。
これはeパワーのバッテリーが十分にあればエンジンがかからないからです。
eパワーなのでエンジンがかからなくても走行は可能です。
2012年〜2020年まで（E12ノート）の場合
2023年7月現在のノートよりも1世代前のデザインのノートです。
①最初にブレーキを踏みます。
②リモコンキーの裏側をプッシュスターターに接触させます。
③ピピっと言うブザー音がなります。
④ブザーが鳴ったら10秒以内にブレーキを踏んでプッシュスターターを押せばエンジンが掛かります。
また、乗ってる方は少ないと思いますがこの年式のノートの場合はミッション車もあるためそちらもご紹介します。
ミッション車の場合
①最初にブレーキを踏みます。
②リモコンキーの裏側をプッシュスターターに接触させます。
③ピピっと言うブザー音がなります。
④ブザーが鳴ったら10秒以内にブレーキとクラッチを両方踏んでプッシュスターターを押せばエンジンが掛かります。
なぜリモコンが使えなくなるのか？（日産ノート＆オーラ編）
インテリジェントキーは、通信に電池を使用しています。
その電力がなくなると、キーからの信号が車に届かず、結果としてドアロックの解除やエンジンの始動ができなくなります。
通常、インテリジェントキーの電池寿命は約2年ですが、これはあくまでも目安です。
使い方や環境によっては、1年くらいで電池切れの人もいます。
電池が減っていればメーター内に電池残量が減っていると警告が表示されますが見落としてしまう人は意外と多いものです。
定期的に車の点検をされていれて入庫時に警告が表示されていれば電池交換をおすすめできます。
ただし点検後に警告が表示されることもあるので注意が必要です。
その場合はここでご紹介したように電池切れでもドアロック解除とエンジン始動が可能です。
リモコンの電池が無くなる前の前兆とは？（メーター内にバッテリーマークが表示される）
インテリジェントキーの電池が弱ってくるとメーターに警告が表示されます。
日産ノート（E13）の場合は以下の警告が表示されます。
2020年以降（E13ノート）の場合
2012年〜2020年まで（E12ノート）の場合
下記の警告灯が緑色に点滅している場合は電池の交換警告です。
念の為に黄色に点滅してる時は他の警告です。
電池残量の低下の時は緑色の点滅です。
このマークが点灯したら、それが電池交換のサインです。
早めに新しい電池に交換することで、突然の電池切れによる困難を防ぐことができます。
まとめ
インテリジェントキーの電池切れは避けられないことです。
しかし、対応策を理解しておけば、ドアロックの解除やエンジンの始動に問題はありません。
以下のことを覚えておけば焦らずに対処できます。
- インテリジェントキーは約2年くらいで電池交換の時期が来る。
- リモコンキーの中には普通の鍵がある
- リモコンキーは電池がなくてもエンジンがかかる
この３つを覚えておけば電池がなくなっても落ち着いてエンジン始動までできます。
エンジンがかかったら日産のお店にご来店いただけば電池交換もすぐにできます。
